Episode No.2474(20060727):
最大級の嘘
誰でも多少は
自分の立場を良くするために、
嘘をついているんじゃないかな。
嘘と言えないまでも・・・
あえて本当のことは言わない、とか。
他人をケムに巻くのは
一種の楽しみでもある。
自分が世の中の何かを
コントロールできるということは
生きるうえでの喜びでもあるから、ね。
だけど・・・
一番の嘘は、実は自分に対する嘘。
自分はもっと優秀なはず、だとか。
逆に、
自分にはできっこない、だとか。
自分をこうだと決めつけることによって、
楽をしようとしている。
決められたものの中で生きるのは
嫌だとか何とか言いながら・・・。
本当は・・・
決められたことをするのが
一番楽なことを知っている。
それを潔く認めないことが
プライドだなんて思ってる。
嘘をつき続けるのは・・・つらいぞ。
そして、そこからは
何の真実もつかめない。
決定的に悪い結果を
先延ばししているだけの話だ。
ロバート・キヨサキの話にも
アーノルド・シュワルツネッガーの
こんな逸話が出てきた。
あのシュワルツネッガーも
昔は腹が出ていて・・・
しかも、それを隠そうとせず、
逆に腹の出たシャツを来て歩いたそうだ。
そうすることによって
自分の恥をまず自分が感じ
・・・そして訓練した、というわけ。
認めてしまえ。
そして、次の新しい一歩を踏み出せ。