Episode No.2423(20060529)
車間距離を保つ

うちの事務所の前は
4車線のバス通りなんだけど・・・
先日、そこで
けたたましいバスの
クラクションが響いた。

あまりに鳴りやまないので
何だろうと思って
上からのぞき込んでみる。

衝突音はしなかったから
事故ではなさそうだけど・・・
バスは止まったまま。

バスが止まっていたのは、
ショッピングセンター
駐車場の入口付近。

どうやら
バスの前を走っていた車か、
あるいは
反対車線から強引に
駐車場に入った車があって、
バスが急ブレーキを踏むことに
なったようだ。

やがて救急車がやってきた。
それも2台も・・・。

ぶつかってはいないはずなのに
何故だろう・・・と思って、
ヤジ馬しに行く。

バスが急停車したおかげで、
乗っていたお年寄り数名が
転倒した様子。

ほかの乗客は
後ろから来たバスに乗り換えていた。

この場合、過失は誰にあるのか?

昔、私も首都高速を走っていて、
前の車が突然、車線変更をしたおかげで
急ブレーキを踏んだら
後続の4t車に追突された
・・・ということがあった。

突っ込んできた車の運転手は
お巡りさんに向かって、
さかんに私の前を走っていた車が悪い
・・・と主張していたが、
お巡りさんには・・・
だから車間距離をとらってなきゃ
・・・と、たしなめられていた。

近すぎれば、ぶつかってしまうし、
遠すぎると
間に割り込む者がでてきて、
これまた事故の種。

車の間の距離も・・・
人の間の距離も・・・
似たところがあるね。