Episode No.2412(20060516):
自由な生活
毎朝、目覚まし時計に
たたき起こされて・・・
スシ詰めの電車に乗って会社に向かう。
そういう生活から離れて
・・・もう、だいぶ経つ。
最も私の場合には・・・
通勤電車にトイレが付いていたから、
そのトイレに籠もっては
備え付けの三角のゴミ箱をはずして
便器に乗せ、椅子代わりにし、
座って寝ながら行ったもんだけど、ね。
自分で商売をするようになって
一番怖いのは・・・
誰も制してくれる者がいなくなる
・・・ということ。
怠けようと思えば、
いくらでも怠けることができてしまう。
当然・・・ずっと怠けていたら、
まず経済的に破綻してしまうんだけれど、
それより何より社会人として
精神的に破綻してしまうのが怖い。
そんな理由もあって・・・
自分が頭に立って商売をするようになった
ちょうど1年後に
この毎日更新するHPを始めた。
渋滞や通勤電車の苦労をしょわない分、
別の苦労わしないと食っていけない。
最も・・・
地方に行くと
渋滞なんか滅多にない場所も
たくさんあるわけで・・・
何もキリキリしながら
都会にしがみつくことはないじゃないか
・・・なんて思うことも、しばしば。
さすがに子供を抱えて
自給自足の生活をするなんてことは
考えられないけど・・・
何に命を削るのかについては
近目ではなく、フカンで考えるべき。
自らが望んだ不自由な暮らしに
絞め殺されるなんてのは
・・・いただけない話だな。
望んでいないつもりでも
・・・そこにいるのは自分のせいだよ。