Episode No.2387(20060415)
自分の常識

広告プロモーションの仕事には、
クライアント会社内の常識と
世間一般の常識の間にある
隔たりを埋める・・・
いわば通訳するような側面がある。

そんな中・・・
客先の常識を疑うことも
しばしばだけど・・・
そのおかげで
仕事が成り立っているのだから、
まぁそれは良しとする。

考えなければならないのは、
はたして自分の常識は
本当に常識なのかどうか?
単なる気分とか
思いこみをしているのではないか?
・・・ということ。

夜型人間を自称する人に対して
ある研究者がこんな実験結果を話していた。

朝起きてから午前中に
100問の算数の問題を解くのと、
自分では頭が冴えているつもりの深夜、
同じような問題をやってみると
実はダルいはずの朝の方が
はるかに問題を解く時間は少なくて済む。

どんな考えをもってしても
変えることのできない
自然のリズムというものが確かにある。

自分ひとり進化したつもりになっていると
・・・かえって退化してしまうな。