Episode No.1934(20041103)
力を発揮したければ感じろ

物事を「処理」する能力の前に
必要な能力がある。

それは・・・
物事を「察知」する能力だ。

まず「察知」できなければ
それを問題と捉えて「処理」することも
できないから、ね。

「処理」はいわば「技術」で
「技術」は「訓練」によって
ある程度は向上することができる。

ただ「察知」する能力は
経験や技術というより
むしろ「センス」に近いところがあって、
できる人にには教えなくてもできるし、
できない人には教えてもできない
ところがあるんじゃないかな?

社会に出てから培われるのが
「技術」だとすれば・・・
「センス」は
育ってきた環境や
子供の頃の経験によるところが多い。
・・・そんな気もする。

とは言ってもね・・・

子供時代をイコール学生時代と考えると
せいぜいハタチそこそこまで。
ハタチそこそこまでに「作られた」自分を
その後、どう変えたかが
本当の「自分」の姿であって・・・
子供の頃、どうだった、ああだったなんてのは
大人の言い訳にはならない。

だから、どうした?

その答えを出そうとしないまま
甘んじて今日まで来てしまったことに
一番の問題がある。

傾向をつかんでいたら
対策を練ることができるはず・・・
それがやっぱり
・・・「処理能力」ということだ。


参考資料:昔がダメだったんじゃない。昔から変わろうとしない今がダメなんだ。