Episode No.1513(20030630):
できない理由
ロシアの人気女子高生デュオ
「タトゥー(t.A.T.u.)」が来日。
音楽性ウンヌンは
私にはサッパリわからないけれど・・・
たまに立ち寄るCDショップで
平積みにしてあるモノは
できるだけ、買うことにしているので
彼女たちのCDも、そんなわけで持っている。
都内でのプロモーション・ビデオ
ゲリラ撮影への警戒や・・・
TV番組出演のドタキャンなどで
来日中も話題をふりまいている2人だが、
結局のところは・・・
やっぱりマネージメント側の
戦術なんだろうね、きっと。
それにしても日本の役所は
あいかわらず“ことなかれ”主義みたいだなぁ。
リドリー・スコット監督で
松田優作の遺作となった『ブラックレイン』も
当初の舞台は東京けど・・・
撮影許可が下りずに、大阪になったという。
道路交通法では
路上でのイベントには警察署長による道路使用許可が必要。
ただ、もともと
歩行者天国や人ごみなどでは許可されないらしい。
混乱を避けて、危険を回避する
・・・という姿勢はわからないではないけど、
何でも禁止すればいい、というのは
・・・どうかなぁ?
やらなければ危険が少ないのは当然。
でも、それじゃあ永久に
新しいものに対するノウハウは
蓄積できない・・・つまり、進歩がない。
何か新しい試みに挑戦しても
危険を最小限に食い止められる。
本当に必要なのは・・・
そういう体制なんじゃないかな。
やらないから、ノウハウが得られない。
ノウハウがわからないから、やれない。
・・・その繰り返し。
どうも日本の役所というのは
国民の“お手伝いさん”のはずが
国民を“管理してる”感覚なのが
・・・解せないよなぁ。
ひとり一人はの役人は・・・
言われたことをやってるだけ
・・・なんだろうけど。
さらに問題なのは・・・
役人でもないのに
役人のような仕事しか、できない人だね。