Episode No.1289(20021011):探し物は何ですか?
「ワラビを取りに行って、
新芽のワラビを探しても見つからない。
去年のワラビが立ち枯れているのを探し、
その根本を見るとよい」
・・・『ちょっとしたヒトの叡智』
柳の下にドジョウは2匹いない・・・
というのも真実だと思うけど
さあ、何か新しいものを探そうと・・・
ただ、漠然とそう思っても
いったいどこをどんな風に探していいのか
わからないよ、ね。
何を思いついたか、
ということも大切だけど・・・
思いついたことに対して
まだ何をすべきなのか?
どうすれば、たどり着けるのか?
その方法を知っているかどうかが
運命の分かれ道。
どんなに優れたアイデアだって・・・
思うだけなら誰でもできる。
それでも・・・
どうしていいかわからないから
考えちゃうんだけど、ね。
「ややむずかしい問題について考える時は、
答えが出ないでもよい猶予時間を
あらかじめたっぷりとってから
考えはじめると、
ストレスがかからずに
集中して考えられる」・・・同
わからないから考えているんだ。
簡単に答えが出ないのは・・・当たり前。
「夜の海に船で出て、
港の方向がわからなくなったら、
ライトで海を照らすのではなく、
すべての明かりを消して
闇の中を見つめる。
目が慣れてくると、
遠くの港の明かりが見えてくる」・・・同
やっぱり・・・
あせると遭難しかねない。