Episode No.1230(20020803):夢みる中年

このページと、仕事での書き物以外に
ほぼ毎日のように書き続けているものがある。

夢日記だ。

これだけは人に見せてない。
だって・・・あまりに支離滅裂で
何を書いているのか他人が読んでもわからないだろうから。

じゃあ何で、いちいち書くのかというと・・・
せっかくみたものを忘れるのはもったいないという
いつもの貧乏性と・・・
をみた時の不思議な気持ちを
覚えておく手がかりにしたいから。

寝てみる夢が好きなんだよね。
起きてみる夢は
すぐに現実にしないと気が済まなくなって
後がつらいし・・・
でも、それはそれで必要なこと、なんだけど。

私の場合、
夢に知人や日常的な場所が出てくることは
滅多にない。

たいてい・・・
行ったこともないような場所を
さも日常的な場所として歩き回り
会ったこともない知り合いと
目が覚めた後で思い出すと不思議な会話をしてる。

たまに、昔の情景が出てくることはあるが・・・
自分の感覚は、あくまでも今のままだ。

寝ただけで日常から解放されて
ストレスが発散できているとしたら
こんなに安上がりなことはない。

夢日記は、起き抜けに書かないと忘れてしまう。
まだ、頭が半分ボーッとしているくらいの時がちょうどいい。

だんだん目が覚めて日常に戻ってくると・・・
まるで頭を包み込んでいた別の空気が
次第にどこかへ流れて消えて行くみたいに
忘れてしまうんだ。

だから、目覚まし時計で強制的に起こされるのは嫌い。
脳細胞が破壊されてしまう気がして。

ちなみに夕べみた夢は・・・
夏休みで朝から騒がしい子供たちに起こされたために
・・・忘れてしまった。


参考資料:枕は二段重ね