Episode No.1185(20020612):目を見開いて、夢をつかめ!

自分のために頑張るより・・・
他人のために頑張る方が・・・
ある意味では、楽かも知れないな。

自分で自分のケツを叩くのは・・・
できるようで、なかなかできるモンじゃない。

過剰なまでに
自分ひとりで頑張れる人のことを・・・
実は「天才」って言うんじゃないだろうか?

世間に受け入れてもらえるかどうかは
別として、ね。

多くの「天才」と呼ばれた人たちを見ると
だいたい、10代で何かを成し遂げてる。
知識も経験もないはずなのに・・・
自分だけはシッカリある。
だから「天才」なんだろう。

逆を言えば・・・
「天才」あるいは「奇跡」を信じて
目の前の現実から逃げている
そんな大人は、どこにでもいる凡人中の凡人。

もはや、その時が過ぎて・・・
嫌でも現実という知識や経験にふれてしまったら
そこで頑張るしかないのに。

何もしなくていい「楽」など
生きているうちには追っても無駄な話。

せめて、どこで苦労するのかを
自分で選んだら・・・
後は、自分を捨ててやり遂げるしか道はない。

そこではじめて・・・自分の居場所が見つけられる。

はいいんだよ。
ただ、妄想は捨てないと・・・
そういう現実が見えなくなる。

見えない敵に・・・勝つことなんかできないのだから
まず、しっかり見ることだと思うな。

金が必要だったら・・・
宝くじが当たった夢ばかり見ずに
銀行に融資の相談に行くんだ。
嫌でも、そこに・・・現実がある。

現実に押しつぶされてしまったら・・・
夢の実現など、ほど遠い。
現実を知らずに夢を見られるのは・・・
せいぜい10代まで、じゃない?!

他人の役に立てないと・・・
世間に居場所は作れない。
大人の居場所は・・・そういうモンだ。


参考資料:それでも奇跡を信じるか?