Episode No.1049(20020104): 勇気の真相

誰かが受け取るかも、
受け取らないかも知れない手紙をビンにつめて
大海原に放つ・・・

時々こんな場面がドラマなどに出てくるけど・・・
インターネットのホームページに何か書くということは
基本的には、そういうことなんだと思う。

ただ、違うのは・・・
ネットの大海原には
確実に自分の書いた文字を読むことが出来る人が大勢いて
読まれていることもわかる、ということだ。

昨年一年間で、
このホームページを開いてくれた人は、のべ約10万人。

公開から一昨年までの2年数ヶ月かかって回したカウンタの数を
昨年は1年間でまわしたことになる。

いかに「自分の訓練のために」書いているとは言え、
書いた以上、読んでほしいというのは正直なところ。
で、なければ何もhtmlに起こす必要はない。

最も・・・
本来グータラな私としては
こうして「みんなに見られている」という意識がないと
訓練も、ついおろそかになってしまう。

たとえ料理が得意な女性でも・・・
ひとり暮らしをしていたら、
いいかげんな食事で済ましてしまうけど
ダンナや子供のことを考えると
栄養のある食事を作ろうと心がけ・・・
それが結果的には自分の心と体の栄養になる。
そんなことって・・・あるでしょ?!

私にとって、このページを書くというのは・・・
まぁ、そんなことなのかな、と思う。

人とのかかわりをわずらわしく思ったり
場合によっては一切否定したくなることもあるけど・・・

他人から逃げることは
実は自分から逃げ出すことでも
自分を殺しかねないことでも、あるんだよね。

本当は実に単純な話なんだ・・・
何故、自分が世の中の一部として、ここにいるのか?
と、いうことなんだから。

そこに正面から向かっていく気持ちを・・・
勇気と呼ぶんだよ、きっと。

もちろん・・・
口を閉ざす勇気もある。
でも・・・
口を閉ざそうが開こうが
行動しない勇気など・・・ない。

誰かが「自分らしさ」を感じてくれるとすれば
それは・・・
自分らしい勇気を示せた時、だと思うな。

今年は何に勇気をしぼるか・・・
具体的に考えてみよう・・・具体的に、ね。


参考資料:年間10万人の監視者