Episode No.962(20010925):散らかる部屋はゴミだらけ

この三連休は・・・

初日の土曜日が小学校の運動会だったのをはじめ
例によって子供たちに付き合って過ごしたが・・・
珍しく自分だけのためにも、よく動いた。

それは・・・自宅の部屋の片づけ。

ここのところ、どうも新しいコトをやる気が起きない。
バタバタといろいろやり過ぎた反動もあるんだろうけど・・・
そのシワ寄せが部屋に山のように積もっていて・・・さらにやる気をそいでいたのも事実。
何せ、どこに何があるんだかサッパリわからない状態だったから。

とりあえず床が今までの2〜3倍は見えるようになった。
しかし、どこかに埋まっている・・・と思っていた本が見つからない。

ゲーテ格言集・・・やっぱり、また誰かにあげてしまったっけかな?!

ここのところ読書の秋を満喫していて・・・今はゲーテの評伝を読んでいる。
思えばゲーテをよく引用するわりには・・・格言集だけを繰り返し読んでいた。

評伝は、まだ途中だが・・・
ゲーテの生活や生きた時代のことがよくわかって面白い。

ゲーテは幼い頃から英才教育を受けた、なるべくしてなった天才。
だけど・・・
その英才教育を突き放した時から天才として知られるようになった。

25歳の時に書いた処女作「若きウェルテルの悩み」も
マトモに読んだことはなかったので
この歳、キチンと読んでみようと、遅ればせながら文庫本を買ってきた。

ついでに・・・おそらく4〜5冊目になるだろう「ゲーテ格言集」も。

普通の大人なら誰でもが読んだことがあったり、知っていると思える作品も・・・
実は大多数の大人が実際には読んでないし、知ってる内容についても曖昧。

例えば、夏目漱石の「我が輩は猫である」にしても・・・
森鴎外の「舞姫」にしても・・・川端康成の「雪国」にしても・・・
そのストーリーをキッチリ説明できる大人は案外少ないのではないだろうか?

別に名作と言われるモノだから必ずしも読む必要があるとは思わないが・・・
知ってるフリをしているのにも抵抗を感じるし・・・
やっぱり、説得力のある大人になりたいし。

そこで私は・・・あたらめて読むことにした。
実は、初めて読むモノがほとんどだが。

部屋を整理するのと同じように、頭の中も整理して
中途半端のまま放置して、場所だけとっているようなモノは減らしていかないと・・・
結局、自分のやりたいことも中途半端になりそうだし・・・
ヘタをすると埋もれた挙げ句、腐っていたりして。

ゲーテも、やっぱり言ってるよ・・・

「理解していないものは、所有しているとは言えない」


参考資料:「ゲーテ格言集」第97刷 高橋健二=訳 新潮文庫=刊