20110417

でじたけ流 教育論558

でじたけ流教育論 digitake.com


先週、独りでぶらりと美術館に行った話を家族にしたら、
中3の娘だけ、自分も行ってみたい、と言った。

うちの子供たちは足のカタチで
父親似か母親似かが、簡単に分類できるが、
明らかに娘は私似だ。

絵を見たり、描いたりすることに興味を持つ点。
そして…
机の周囲がいつも引っ越しの最中のように
散らかっている点でも一目瞭然。

聞けば、娘はかつて
学校の行事で美術館に行ったことはあるが、
たくさん展示されていた絵のうち、
わずか5枚しか見ることができず悔しかったという。

ようするに1枚を見る時間が長すぎたわけだ。

それだけ、時間をかけて、
ゆっくり見ても飽きなかった理由は私にもわかる。

描くつもりになって”見ているからだ。

どんな画材を使って、どうやって、どこから描いたのか。
そんな風に考えながら隅から隅まで見ていたら、
いくら時間があっても足りない。

描くのと同じくらいの時間を使わなければ、
見えてこないものもあるだろう。

おそらく音楽でも同じじゃないかな。
同じように自分で演奏しようと思ったら、
同じフレーズを何度も聴くだろう。

見たり、聴いたりして楽しむだけなら、
次々と新しいものに触れたくなるだろうけれど、
実際に自分でやってみようと思うと、
コレと思った作品と
しつこく何度も触れ合ってみることが不可欠になる。

自分が本当は何をやりたいのか…
それは案外、自分でもよくわからないもので、
故にいろんなものを見たり聞いたりしてみる。
すると、ますますわからなくなってくる。

本当の自分を知るためのひとつの方法は、
独りでいる時間の使い方でわかるように思う。

独りでいる時、何をしていることが一番多いか?

娘と私の場合、
やはり時間の使い方も似てるように思う…
絵や文章をかいていみたり、
時々運動に打ち込んでみたり、
…あとは真剣に寝てる、な。


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