第96回 正確な性格 |
小学3年になった長男を見ていて・・・
最近、感じることがある。 こいつの性格は・・・カミさんに似ている。 よく、息子は母親似、娘は父親似になる、 なんて言うけれど・・・ 確かにそうなのかも知れない。 3月の末・・・ 春休みだというのに、長男が机に向かって 何やら一心不乱に勉強をしていた。 「ああ、間に合った」と胸をなで下ろす長男。 春休みに宿題はないはずだが・・・ どうやら2年生のドリルの残りを 2年生である3月中に終えようと必死だったらしい。 別に提出するわけでもないのに・・・ こういう生真面目さは、私にはまったくなかった。 長男の口から 「ありがとう」「ごめんなさい」という言葉をよく聞く。 すごく当たり前のことのようだが・・・ 正直なところ、私には 「ありがとう」「ごめんなさい」を言う習慣が欠如していた。 謝ったら負け、素直さは弱さだと思っていたフシがある。 こういった 自分が子供の頃にはなかった習慣を息子が実践していると それは「カミさんの血」という風に思えてならない。 無論、いい習慣は受け継いでほしいものだが・・・ 同時に悪い習慣も受け継いでしまうのが困りもの。 ちょっとしたことに驚いて大声を上げる。 台所のカミさんからも、 机に向かった長男からも 時折、悲鳴にも似た声が響いてくる。 聞いた方が驚いて行ってみると まったくたいしたことではないのだが。 はたして5歳になった長女は私の性格に似ているのか? 女の子のことは、あいかわらずよくわからない。 誰が何をしていても 結局マイペースなところは カミさんより、やはり私似か?! 2歳の次男の意地悪なところも、やっぱり私似。 欲の張り方もよく似ている。 長女は、お菓子などをみんなに配るのが好きで 欲張りとは言えない。 むしろ、ほめられたいという欲の方が強い。 一方、長男、次男は欲のカタマリ。 それが誰のものなのか、自分のなのかどうか そこにこだわる。 そういう男の欲は、 強くなければ通せない、という力にもなれば・・・ 時には戦争を引き起こす。 ことに次男の欲のはり方はすごい。 お菓子を箱から出して、ひとつやると・・・ 食べる前から、ふたつ目をほしがる。 あんまりやかましいので、ふたつ目をやると 今度は3つ目・・・ 箱の中身がなくなるまで、ほしがり続け 箱の中身がなくなることを確認すると・・・ ようやく手元のお菓子を食べはじめる、という具合。 長所だ、短所だなんて言っても・・・ しょせん、どんな場面でそれを発揮するかによって 同じ行為が長所にも短所にもなるものだから 誰にどんな性格がそなわっていても それを直そうとかどうとかは思わないけれど・・・ ゆとりを教えるのは・・・やっぱり大変だな。 |
増・築・日・記 03
見える空間、見えない空間 |
基礎の枠組みにコンクリートが流し込まれた。
基礎関係の作業は雨が降るとはかどらない。したがって、早朝からたたき起こされることもないが、工期の遅れがやや気になる。 最も、基礎のコンクリーさえ乾いてしまえば、大まかな柱が立つのはアッという間らしい。 基礎が組まれたことで、それまで図面上でしかなかった部屋の概要がハッキリ見えてくる。 先日、DMに誘われてカーテンを見に行く。40%くらい値引きされていたので、思ったより安いような気もしたが、それでも高い。 |
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