第370回 |
先日、オークションでレコードプレイヤーを買った。
これが・・・ データは、そのままiTuneに読み込めるから つくづく・・・便利な時代になったモンだ。 そういえばかつて・・・ CDが当たり前の平成生まれの連中にとっては、 つくづく世代のギャップを感じる。 私が持っている一番古いレコードは 1969年のモノだから・・・もう38年前の品物。 今みると、ものすごいスタッフによって 脚本と主題曲の作詞は井上ひさしで、 映画を観て何故だか涙が流れた、というのは、 ああ感動っていうのは、こういうことか 次が確かチャップリンの「モダンタイムス」だった。 「長靴をはいた猫」を観たのは、 ちなみに「長靴をはいた猫」が公開された同じ年に 後に「男はつらいよ」シリーズに入れ込むことになるが、 ネズミを助けた罪で猫の国を追放され、 逃亡先で知り合った貧乏少年ピエールと組んで、 絵本の最終ページには、こうある。 「ピエールとローザひめは みんなにみおくられて ・・・まったく寅さん。 こういう話に男らしさを感じ、 はたして、どんな男になれたかは 少なくとも自分さえよければいいという感情はない。 だから密かな楽しみというのは嫌いで、 故に胸を張って不倫経験はなし(笑)。 世代のギャップはあるものの・・・ 今でも「長靴をはいた猫」の曲を聴くと胸が熱くなる。 次男にもやがて、そんな時が来るのだろうか? |