20030810
でじたけ流 教育論

第161回
夏のの夢


得意先も何となく夏休みモード・・・
こういう時こそ、
やっておかなければならない仕事が
事務所では山ほどある。

例によって・・・片づけもの。

で、クーラーのついた室内とはいえ
ほぼ一日中、片づけをしていると
夕方にはグッタリしてきて・・・
わりと早めに帰宅することが多い。

夏休み真っ盛りの子供たちは
待ってましたとばかり
その日、一日あったことを話しはじめる。

プールで25mをはじめて泳げたとか、
こんな絵日記を書いたとか、ね。

晩飯を食いながら、そんな話を聞いて・・・
早めに寝室に入れることになると
お待ちかねの映画大会だ。

何せ我が家には
新しいDVDは、私が一緒でなければ
観てはいけないという暗黙のルールがある。

例によって・・・
私が昔観た、古いTV番組とか
コロンボとか、だったりするんだけど、
子供にとっては、どんなものでも
充分新鮮なようだ。

部屋を暗くして観るのはいいね、集中できて。
ブラウン管だと目に悪いけど、幸いプロジェクターだし。

時々、怖いシーンがでてくると
長女がこっちへ枕と毛布を持って移動してくる。
その度に長男が「邪魔だ」と怒る。
上映中に騒がしいのは
私が何より嫌うので・・・それをまた私が怒る。
と、いったことが何度か繰り返される。

上映が終わって寝る時間になっても
子供たちはなかなか寝なかったりする。

そういう時には、ひと言。

「早く目をつぶらないと・・・
 怖い話をするぞー」

私の怖い話には定評がある。

ほとんど思いつきで話してることばかりだけど、
その場で目についたものから話を作るので・・・
つまり、目を開いていると怖くなる仕組みだ。

「今日の怖い話は・・・
 天井から人の顔が浮かび上がって
 迫ってくる話・・・」

この時点で、全員が目をギュッとつぶる。

真夏の太陽のもと、
一日中駆け回っていれば・・・
5分も目をつぶっていれば、自然と寝てしまう。

私もつられて、ひと寝入りして・・・
2時間後には起きて仕事部屋に戻るのだ。


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