Episode No.581(20000707):それは、つかめる夢なのか? さて、明日の晩はコミックストーリー作家・剣名舞先生のオフ会だ。 すっかりオフ会づいてしまった感のある私だが・・・実はまだ数えるほどしか出たコトはない。 それも、すべてシナリオライターの福田卓郎さんがらみ。 剣名先生とお会いしたのも、卓郎さんの観劇オフが最初だった。 明日のオフにはフジテレビが主催するヤングシナリオ大賞で、みごとに大賞を受賞された武井彩さんも見えると言うし、もちろん卓郎さんも・・・。 その道を目指す者にとっては、とても刺激的なオフ会になるだろう。 剣名先生や卓郎さんとHPを通じてお知り合いになれたのは、今年に入ってからのコト。 ここ数ヶ月、折に触れてお二人のプロの作家の方々のお話をうかがって、ものすごく感じたコトがある。 本当は明日のオフ会で機会があれば、一席ブとうと思っていたんだけど・・・。 明日は人数も多いので、ここで書くコトにした。 学生時代に8ミリフィルムで自主製作映画を作っていた私は・・・。 高校時代には漫画研究部と映画研究部の部長をかけ持ちでやっていた。 おまけに生徒会長もしていたので、映画製作の予算は結構とれた。 決して私腹を肥やしていたというワケではないけれど・・・。 そんなワケで物語を作る仕事には、ものすごく「憧れ」を感じながら今日に至っている。 実際にその世界で生きていらっしゃる方々のお話を直接うかがうのは大変興味深く、刺激的! 一方、聞けば聞くほど・・・。 正直言って、私が長年抱いていた「憧れ」はなくなってきた。 勘違いしないでほしいのは・・・。 もちろん素人が「憧れ」るほど、楽な世界ではないという現実はあるにせよ・・・。 私が自分勝手に「憧れ」ていた世界など、本当は存在しない世界であるというコトに気づかされたのだ。 もともと存在しない世界だから・・・いくら追いかけても、そこにたどり着くコトなどできるはずもない。 かわりに、お二方が教えてくださったのは・・・。 本当に叶えられる夢は何なのか、そしてその具体的な方法について。 ない世界を構築していくのも夢には違いないけれど・・・。 それは目の前のハードルを超えた先の話だ。 とはいえ、剣名先生も卓郎さんも、まだまだこれから・・・。 もっともっと大きな夢を膨らませていらっしゃるコトだろう。 後に続く者としては・・・。 幻想を現実に変えるべく、精進するしかない。 あ、今日は七夕だね。 あなたはどんなコトを願う? それはそれとして・・・明日は何曲歌う、かな。
参考資料:剣名舞、福田卓郎 両大先生
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