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Episode No.487(000320):休日特バン「ソコマデイウ」観劇オフ会体験記

オフ会・・・というモノに初参加してきた。
シナリオライター、
福田卓郎さんの作によるお芝居「ソコマデイウ」の観劇オフ会。

そもそも卓郎さんのホームページへお邪魔するようになったのは、
剣名舞先生が「脚本家になる方法」という卓郎さんの新刊をご推奨されていたのがきっかけ。

で、卓郎さんが劇団もやっていらっしゃるコトを知って・・・。
そこに来ていらっしゃった女優の
吉川亜州香さんともお知り合いになれて、亜州香さんのお芝居も先日観させていただいたところ。

「ソコマデイウ」は、女性の2人芝居。
レディースコミックにH漫画を連載しているおとなし目の女性の元に転がり込んでいる幼なじみの居候は、純文学作家志望・・・しかも口数の多い女性。
その2人のやりとりを実におもしろおかしく、時にせつなく見せてくれた。

出演は、桜岡あつこさんと福森加織さん。
お二人の熱演のおかげで、まるで本当にそこで暮らす女性たちの生活を"のぞき見"でもしている感じで・・・時間の経つのをすっかり忘れてしまった。

場所は例によって下北沢。
定員80名ほどのOFFOFFシアターは満員だった。

それにつけても考えてしまうのは・・・この間の亜州香さんのお芝居にしても、卓郎さんのお芝居にしても・・・。
どうしてこんなに面白いモノをもっと一般の人でも気軽に観るコトができないんだろう?! もったいない、というコト。

もちろん、劇団の経済的な理由で宣伝にお金がかけられない・・・というのもわかる。
だけど、私程度にちょっとお芝居に興味が出てきた人間でさえ、ネットを使っていろいろ検索してみても・・・初心者には、どれがコメディで、どれがミュージカルなのかという区別すらつかない。

まだ映画なら監督とか出演者で、ある程度の内容はわかるけれど・・・。
今のところ私が面白いお芝居を知るのは、もっぱらそっち方面のBBSでご親切な観劇の先輩方にいろいろと教えてもらって・・・で、ほとんど偶然に近い。

オフ会では思いもかけず、いろんな話をさせていただいたが、中でこんな会話があった。

「お芝居は、やっぱり生で観るのが醍醐味」

「それはわかるけど・・・もうちょっと初心者に入りやすい入口があってもいいんじゃないかなぁ」

「だから、それはネットつながりで。偶然だよね」

「偶然以上の何かは、ないのかな?」

「そりゃ、難しいかもな」

「でもね。みんな本番したいと思ってても、最初はエロ本から入るわけだし・・・。いきなり本番と言ってもビビッちゃうでしょ?!」

「う〜ん」

思ったより年齢層が高かったオフ会の一角は、酒が入るとすっかり酔ったオジさんたちの会話に・・・!
何か私のテリトリーでもお芝居に対してできるコトはないものか・・・と、かなり真剣に考えてる昨今だ。

最後に卓郎さんをはじめご出演者、スタッフの方々・・・大変お疲れさまでした。
剣名先生やアシスタントの青木さんにもお会いできて嬉しかったです。

そして、オフ会に参加されていたみなさま。
新参者を快く迎えていただき、本当にありがとうございました。
digitakeを繊細で細身のタイプとイメージされていた方は、さぞイメージが狂ってしまわれたコトでしょうが、これからもよろしくお願いいたします。

しかし、ハンドルネームで呼び合うオフ会というものは何となく不思議な空間。
将来、オフ会への参加も考えたら、ハンドルネームは口に出しても抵抗のないモノを考えておいた方がいいかもね・・・hoge/ZARUさん。


参考資料:「ソコマデイウ」クラックラック公演 福田卓郎=作 藤井清美=演出

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