Episode No.525(20000503):ゴールデンウイークの宿題
今日から、いよいよ連休・・・という方も多いだろう。
私も今日は一応休みだが、明日は平常業務の予定。
ある程度、休みがバラける夏とは違い・・・。
ゴールデンウイークはみんなの休みが集中して、どこも大混雑。
とくに今年は2000年問題で会社に泊まり込んで暮れ元日の朝ので仕事・・・。
ゴールデンウイークを利用して初帰省・・・という人もいるんじゃないかな?!
いくら、お父さんは代休をとれたとしても・・・。
子供たちを連れて帰省するとなれば、やはり全国的な休みの時でないと家族で出かけるワケにはいかない。
学校があるからね・・・今週の土曜日の学校は、あるトコ多いでしょ?
まして夏休みのように宿題はないだろうから・・・。
どこかへ連れてってと攻められるのも無理はない。
子供の頃、オトナは宿題がなくていいと何度思ったコトか・・・。
ところが、いざ仕事に就いてみると、何と宿題の多いコト、多いコト。
おまけに勉強だってちゃんとしないと、すぐに落ちこぼれてしまう。
何といっても、ある意味で成績表が給料の金額になっちゃうんだから・・・シビアだ。
しかも努力点なんてモンはなく、すべてが結果次第。
結果が悪ければ努力のプロセスなんて聞いてもらえない。
失敗の経緯なんて、しょせん言い訳にしかならないからね。
仕事にもよるとは思うげど・・・。
私の場合、土曜、日曜や連休は依頼されている仕事の遅れを取り戻す時間になってしまうコトが多い。
まだ子供が小さいから「連れてけ」攻撃がない分、気が楽だが・・・。
たったひとつの仕事しかしていなければ予定通りにこなすのは、それほど難しいコトではないはずだ。
ところが仕事というヤツは、次から次へと入ってきて・・・。
何本もの仕事を同時にこなすコトができるヤツが、たいてい「仕事のできるヤツ」と評価される。
仕事における優先順位など、あってないようなモノ。
できるコトから片づけておかないと、後でとんでもないハメになってしまう。
「この忙しさを何とかしてほしい」・・・と言っているうちは、まだ余裕があったりもする。
チャーチルいわく・・・。
「恐れおののいている間は、まだ災いは本格的ではない。
勇敢に立ち向かうべき時は、いよいよ手の下しようがなくなった時だ」
確かに私でさえも・・・本当に忙しくなった時には、無口だ。
こんなコトを書いている私には・・・まだ余裕があるのか、な?