Episode No.462(000219):インターネット無法地帯
昨日はインターネットの便利さについて、あたらめて触れたけれど・・・。
もちろん便利なだけじゃなくてコワイ面も・・・いっぱいあるよね。
つい先頃も官公庁のホームページが改ざんされるなんて騒ぎがあって、サイバー警察が本格稼働!
・・・なんてニュースも流れたけれど。
サイバー警察の次にくるのは・・・きっとサイバー税務署だな。
と思ってたところへ2月17日のニュースで、サイバー税務署発足のニュースがあった。
だってね・・・ちょっとネットサーフィンなんかしてみると・・・。
個人のホームページでバナー広告貼り付けてるところなんかザラにあるでしょ?!
メールマガジンにしても・・・。
最大級のメルマガサイト「まぐまぐ」は私も使わせてもらっていて、とても便利なんだけど。
いったいどうやって、これだけのシステムを発行者や読者に無料で使わせるコトができるんだろう?
・・・と不思議だったんだけど、企業から広告とって、それをメルマガといっしょに配信するサービスもやってるんだよね。
広告掲載を希望する発刊者には1回発刊する度に何銭かの掲載料が入る仕組み。
もちろん「まぐまぐ」自体も同等かそれ以上の仲介料をとっているとは思う・・・じゃなきゃ株式会社としてやっていけないだろうから。
たとえ1回あたり何銭とは言っても、読者数が多いメルマガになると1回あたり何万通と配信されるから・・・バカにならない稼ぎだ。
書くコトが好きな人にとっては、ヘタなバイトなんかより、よっぽどいいかも知れない。
たとえ、そこまでいかなくてもインターネットという趣味にあてる小遣いとしては結構な足しになるんじゃないかな。
まして、読者数が増えれば、やっていて励みにもなるし・・・まさに一石二鳥。
しかし、お金の動くところに税あり。
きっと税務署も黙って見過ごせなくなる時期がくることだろう・・・と思ってたワケ。
個人のホームページやメルマガをひとつずつチェックするなんてコトは夜空の星を数えるようなモノで、とてもじゃないけど無理な話・・・かも知れないけれど。
広告を出してる側は、ちゃんと税務申告をしている企業。
企業側としては、広告費を経費として落としているだろうから、支払い先はキチンと明記する必要がある。
決算時にそこに調査が入れば、イモづる式にわかっちゃう・・・よね。
そういうワケで、あまりそこまで考えずに広告を出しまくっている方は・・・気をつけた方がいいかもよ。
ある日、突然、税務署から通知が・・・なんてコトもないとは言えない。
ちなみに給与所得者の場合には、給与外所得が年間20万円を超えると税務申告の必要性がでてくる。
給与所得者でなくても38万円を超えれば基本的には課税対象となる。
えっ? 103万までいいんじゃないの?
・・・と、思う方もあるかも知れないが、健康保険で扶養家族として扱ってもらえる所得額と課税対象金額は別だったり、配偶者など立場の違いによってもいろいろで・・・非常にややこしい。
年間20万くらいだったら・・・いっちゃう人もいるでしょ?
心配だったら、ちょっと調べてみた方がいいかもね。
趣味で金が稼げれば、それに越したコトはないけれど・・・。
儲かれば儲かるで次の悩みが・・・。
ホント、悩みは尽きませんなぁ。