Episode No.461(000218):過酷な労働の果て
今さらながら・・・便利だよね、インターネットって。
とくにEメールってヤツは仕事でもプライペートでも欠かせないモノになってきた。
事務所にかかってくる電話も減ったし・・・。
普段、メールでばかり連絡をとっている相手から急に電話なんかかかってくると、何かあったんじゃないか・・・なんて一瞬心配したりするコトさえある。
最近では、ネット上でお知り合いになれたプロの作家の方から作品を教えていただいて・・・。
それを本屋で探して、読んで・・・。
感想をメールで作者ご本人にお送りすると、またすぐにご返事をいただいたりして・・・。
ちょっと前まで、とてもじゃないけど考えられなかったようなコトが、インターネットのおかげですごく日常的になってる。
この2月からハイブリッドメールなるサービスが郵政省で始まった。
ハイブリッドメールのHPで入力した文章を送り先の最寄りの郵便局でプリントアウトして封筒に入れて届けてくれる・・・というサービス。
これで相手がインターネットをやってなくても気軽に手紙を送ることができる・・・と思ったけど。
実際にのぞいてみると登録やらカード決済やら何やら、ちょっと面倒な感じがしなくもない。
まぁ、そのうちにもっと使いやすいシステムになるかも知れないが・・・やっぱりインターネットが普及する方が先かも。
それでも全国の郵便物は、年間220億通を超える・・・という。
多いんだか少ないんだか、ちょっとピンと来ない数字ではあるが・・・これだけ配っても赤字なのは確か。
郵便局員ひとりが毎日配達する量は1,500〜2,000通。
地域にもよるが軒数にして700〜1,000軒を担当しているらしい。
だけど現在、郵便物の主流となっているのは、そのまま捨てられてしまう可能性が高いDMだと言うから・・・何か可哀想な感じがしなくもない。
そう言えば、もっと過酷なのがミツバチの世界。
郵便局員の方とミツバチを並べてしまうのも申し訳ないとは思うけど。
ひとさじ分の蜜を集めるのに、ミツバチがまわらなければならない花の数って・・・どれくらいだと思う?
なんと・・・5,000本だって!!
これを考えると、ひとさじの蜜も無駄にはできない・・・よね?!
でも、やっぱり・・・DMは見ないで捨てちゃうのがほとんどだけど、ね。