Episode No.386(991120):究極の世紀末グッズ 今週は出張に出た・・・行き先は広島、宮島の近くだ。 出張・・・とは言っても実は日帰り。 羽田を朝の便で出て、夕方の便でとんぼ返りしてきた。 国内便は、だいたいどこへ行くにも片道1時間から1時間半。 空港からのアクセスさえ悪くなければ、日本全国どこへでも日帰りは可能だ。 海外でも韓国くらいなら物理的には日帰りは可能。 韓国と日本なら時差もないし・・・。 但し、韓国の場合には最低二泊三日くらいしないと入国許可が下りない。 ようするに、すぐに帰られてしまっては国内にお金が落ちないから・・・だろう。 人類の進歩の歴史は、スピード追求の歴史・・・と言っていい。 実に便利だが・・・あわただしいこと、この上ないのは事実。 飛行機の中では、たいてい寝てしまう。 離陸前に寝てしまって、気がつくと到着している・・・というコトもあるくらい。 まぁ、国内線で寝ようと思ったら、それくらいのつもりで始めっから寝ないと、ヘタにジュースなんか待ってのんびりしてたら、眠る間もなく着いてしまう。 今回も行きの便は朝早かったコトもあって、そんな感じだった。 帰りはマトモな昼食をとる時間がなくて、腹が減っていたために、せめてサービスのスープをもらおうと、ずっと起きていた。 座席の前に置かれた航空機会社のPR誌や通販カタログに目を通す。 とくに通販カタログは、なんとなく買ってみたくなってしまうから不思議。 一度、時計を買ってみたら、忘れた頃に写真のイメージとの違うチャチなヤツが送られてきてガッカリしたコトもあったけど・・・。 今回の通販カタログで目を引いたのは・・・タイムカプセル。 直径18cm程度の筒状をしていて、長さは48cmと18cmの2種類ある。 材質はステンレスで内側にゴムのパッキングが付いている。 価格は大が19,800円で小が12,500円と安くはないが、写真を見る限りはドッシリしていて、なかなかカッコいい。 ・・・写真を見る限り、はね。 こういうモノが売られているとは知らなかった。 確かに、買って埋めてみたくなる気はする。 子供の頃に自分の夢を詰めたタイムカプセルを大人になってから開いたら・・・初心に返れるかもしれない、よね。 このタイムカプセルは日本製。 専門のメーカーがあるとは思えないが、ひょっとしたらナベかなんか製造していたところが不況のあおりで倒産しかかって、何とかして自社の設備を使って売れるモノが作れないかと、試行錯誤した結果の商品かも?! そういう意味では、このタイムカプセルに一番夢を描いているのは、メーカーの人たちかもしれない。
参考資料:全日空の通販雑誌
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