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Episode No.296(990807):意見広告時代の幕開け

インターネットのホームページというモノを知った時「個人でも放送局が持てる」と思った・・・という話は、にした。

新聞や雑誌などに掲載されている一般の広告にも、実は企業がモノを売ったり、自治体が何かを呼びかける広告とは別に、個人の考えを広告として取り扱う「意見広告」というカテゴリーはある。

が、実際には1回掲載するだけで何百万、何千万かかる媒体を利用して、自分の意見を訴えることができる個人など、まずいない。

ところが、インターネットというモノが世界中に広まったおかげで、そうした「意見広告」のようなモノが実に手軽に背信できるようになった。

つい最近、某家電メーカーの対応の悪さを訴えた個人のホームページが新聞、テレビでも話題になったのをご存知の方も多いだろう。
一旦は「裁判」なんて言葉を持ち出して、そのホームページをつぶしにかかったメーカー側だが、あまりの反響の大きさに恐れをなして、一転して謝罪の方向に向かっているようだ。

正直言うと、この手のことでは私にも、あちこちに言いたいことは日々あるし、とりあえず世間のみんなに聞いてほしいとも思い、前々からホームページ化することをいろいろと模索していた。

サーチエンジンを検索してみると、いろんなことを告発しているホームページは数多く存在している。

但し、その手のページを運営しているのは、○翼関係だったり、総○屋だったり・・・と、ちょっとヤバそうな感じのモノが少なくない。

それ故、そういうページを構築することを躊ちょしていた・・・というのが正直なところ。
家電メーカーの対応に憤慨して立ち上げられた個人のホームページは、普通のサラリーマンが立ち上げたことも話題になった一因。
今後、これに触発されて似たようなコトをはじめる人も増えるだろう・・・な。

私もそのひとりになる・・・か?!

単なる揚げ足取りで、いたずらに企業を脅かすのでは、本来問題の解決にはならない。
しかし、消費者がつまらない思いだけを胸に秘め、黙って泣き寝入りをしている時代ではなくなったのも事実。

だったら言いたいコトは、言った方が何よりも"心の健康"のためにいい。

・・・と、いうワケで明日の
特別編では、またまた新コーナーを作ってみようかな・・・と。
土壇場で、やっぱり気が変わったら・・・許してね。


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参考資料:新聞とかいろいろ・・・

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