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Episode No.250(990615):イメージを支える技術

熱中していることがあると、なかなかそこから離れらられない。
まさに寝てもさめても・・・という感じだ。

これは数日前にみた夢。

どこかのホームページを見ている。
動画へのリンクボタンがあるので、クリックしてみると、別のウンイドウが開く。

インターネットによる動画の提供も、動画データを読み込みながら再生を行っていくストリーミング技術ができたおかげで最近はずいぶんと良くなってきたように思うが、最初のうちはダウンロードに死ぬほど時間がかかったり、設定がウマクいかなかったり・・・。

で、夢の中では「世界の車窓から」みたいな内容の列車の中からの風景が流れはじめる。
もちろん音もあったが、動画の大きさはマッチ箱ほどだ。

それでもすぐに再生がはじまると、小さい絵でも、つい見入ってしまう。
それが、読み込みが進んでいくと、だんだん画面のサイズが大きくなっていき、とうとうフルスクリーンになった。画質も悪くない。
動画自体の長さは2分程度だったと思うが、感心して何度も繰り返しみた。
一度、読み込んだものは最初からフルスクリーン再生が可能・・・だった。

目が覚めた直後は、なんだ夢か・・・と思ったが、考えてみればまんざら遠い将来のことではないような気もする。

今度こそストリーミング再生が可能だというQuick Time4の正規日本語版は、7月初めから配布が開始されるという話。
英語版は、すでに出ているようだ。

元祖ストリーミング動画再生のReal社がIBMと提携したというニュースをNet上で読んだ。
動画再生シェア85%というReal社は、ライバルQuick Time4やウィンドウズ・メディアプレーヤーに対して余裕の構えだが、競争が激化してくることは必至。

人間がイメージできるのことは、どんなことでも現実化可能なこと・・・だと言う。

インターネットで個人が手軽にホームページというものを開いて世界中に情報発信ができる・・・ということを知った時「個人でも放送局が持てるんだ」と興奮した覚えがある。

しかし、問題はやはりそこに何をのせるのか?・・・ということ・・・だな。

あなたはインターネットがテレビになる時代が来ると思いますか?


参考資料:いろいろ・・・

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