Episode No.1479(20030521)
責任がある人

うちの会社の決算月は6月。
早いもので・・・
間もなく6回目の決算月がやってくる。

もともとは8月決算だったんだけど
みんなが休む時にバタバタ追い込んでも
仕事はさっぱりはかどらないうえに
こっちも夏休みがとれなくなってしまうので
途中から6月に変更。
おかげで5月の連休はなくなってしまったけどね。

サラリーマンだった頃は・・・
その月の売上げが目標をクリアすると
すっかりのんびりしてしまって、
たとえプラスの売上げがあっても
次の月にとっておく・・・
なんてことをしていたけれど、
月給をもらう側ではなく、支払う側になると
・・・そうはいかない。

とれるものは是が非でも
とれる時にとっておく。

万が一、予定通り
次の月にとれなくなったら怖いからね。

仕事に限らず、何をしていても思うけど・・・
出し惜しみは、やっぱりよくない。

次はこうしよう・・・と思っても
次が自分の思う通りの状況になるとは限らない。

不測の事態が起きれば
言い訳にはなるかもしれないけど
本当は、思った時にやっておかない
自分が悪いのだ。

それに・・・
例えば翌月に今の売上げをまわしてしまうと
せっかくの新しい月が
今月の予測通りにしかならないし、
場合によっては今月以下になってしまう。

新しいことで売上げを立てることが
できたかもしれないのに・・・ね。

出し惜しみしてると
もう、それ以上のことはできなくなっちゃう。
その方が、よっぽど
自分の首を絞めていることになると思わない?

どんな言い訳があったって・・・
だからと言って社員や外注先に
支払いをしないわけにはいかない。

自分だけが我慢すればいい
・・・という状態にないのが
仕事に対する責任か、な。


参考資料:うまくいかない理由など誰も聞いてはくれないよ