Episode No.1477(20030519)： 夢を叶える人 このところ・・・ ちょっと疲れているせいか 深夜、自宅に戻って かなり遅い晩飯を食いながら 『ロッキー』を観てる。 本編を見出すと つい最後まで観てしまい 結局、寝不足になるので・・・ この間は特典映像の スタローンのインタビューを見直した。 肉体派俳優として有名なスタローンだが・・・ 『ロッキー』の脚本をはじめ 監督業もこなす、実は頭脳派。 自分のことを・・・ “俳優”ではなく“物書き” と言っているのが意外で印象的だ。 そういえば・・・ アクション俳優として名高い ジャッキー・チェンも 自分を“俳優”というより “アイデアマン”といっている。 殺陣をつける時に どんな小道具を使って どんな風に笑わせるのか・・・ そのアイデアがないと 体ばかり動いても意味がないというワケ。 俳優に限らず、どんな職業においても 何をして成功したかによって 言うなれば偏ったイメージは ついてしまうものだけど・・・ そのイメージ通りのことだけやっていて 成功できた人などいないだろう。 他人に見えている部分は、ほんの一部。 見えないところが多いくらいでなければ 長続きもできないと思うし、ね。 持って生まれた個性だけで成功してる ・・・そう見えたとしたら まんまと演出にハマっているだけで そこだけ真似しても 同じように成功できるはずなどない。 決して何かを隠し持て・・・ ということじゃなくて、 すべてを前面に出したつもりでも 100%相手に伝えることは難しいのだから 出し惜しみしていてはダメだし・・・ 出したら、すぐなくなってしまうくらいなら やっぱり、 まだまだ底が浅いってことになっちゃう。 本当に何かをできる人は・・・ ほかの何かだって、できるんだよなぁ。 夢を叶えようと思ったら・・・ 何かしかできないなんてのは わがまま過ぎるのかも、ね。