Episode No.6100(20180303)：[日記]Diary

人生の大晦日
New Year's Eve in my life

誕生日と命日は、
自分では決めることのできない記念日。

親類や友達はもちろん、
敬愛する人の誕生日や命日も
何か不思議な縁を感じることは多い。

とくに、この３月は
自分にとって、いろいろある月。

まず、３月１１日…。
震災のあったこの日は
日本人にとっても特別な日になってしまったが、
それ以前に、
この日、盟友を亡くした自分にとっては
特別な日となった。

何故か「唐人お吉」の研究をすることになって、
気づいてみると３月２７日は、
斎藤きちの命日だと戸籍簿に明記されている日で…。

先日も紹介した
３月１日はハリスに仕えた西山助蔵の命日。

そして今日、
３月３日は助蔵の上司として
下田奉行所足軽頭を務め、
後に日本の商業写真の祖といわれた
下岡蓮杖（しもおかれんじょう）の命日である。

誕生日に贈るメッセージとして、
よく「人生の元旦」という言葉をつかうが、
してみれば命日は…「人生の大晦日」。

うまい「人生の年越し蕎麦」を食いたいものだ。