でじたけの「人生日々更新」豊かさを考える(3) 豊かさは親らしい親を育てない

Episode No.4657(20130724)[生活]Life

豊かさを考える(3)
豊かさは親らしい親を育てない
One week to think about the richness.

どんなに貧しくても…夢や希望がある。
むしろ、
夢や希望は、満たされないからこそあるもの。
…だとすれば、
豊かになって夢や希望がいらなくなることが
我々の望みなのだろうか…?

子離れできない親は、
子供が可愛い…のではない。
実は、自分が可愛いのだ。

自分に淋しい思いをさせたくない
…ということが、
子離れできない最大の理由。

けれど、そんなことが横行するのは、
子供が親から独立しなくても、
充分食べていけるから…なんだと思う。

さっさと稼ぎ手になってくれなきゃ困るような
貧しい時代であれば、
贅沢な選択肢などあり得ない。

でも、そのお陰で、
親離れ、子離れができ、
子供はいち早く一人前にならざるを得なかった。

贅沢が決して幸せでないことは、
良識ある者なら誰でも“頭では”知っている。

ただし、
知っている、ことと、
できること、の違いは雲泥の差。

弱き者は、強くなろうと努力せず、
真っ先にそのギャップに対する言い訳を考える。

子供が可愛いから、子離れできない。
本当は自分が可愛いだけなのに。

自分可愛さと言ってしまえば、
わがままに聞こえてしまうけれど、
子供が可愛いと言えば、
たいていの人には納得してもらえる
…という計算が瞬時のうちに行われるのだ。

豊かな暮らしは、
決して親らしい親を育てない。

子供が幼い頃には、
自分の食事を減らしてでも子に与え、
子供が大きくなれば、
少しでも早く一人前にしようとする
…そうした貧しい時代の
心の強さを育ちにくくしている。

豊かである…ということは、
選択できる…ということだ。

結果、
安易な選択をしてしまう者が多い
…のが実態。

【つづきは、こちら】

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