万が一
Emergency.
残念なことに、
ほとんどの法律というものは、
万が一に備えたものではなく、
問題が起きた後に、
同じような問題を起こさないように
整備されるものだ。
先だって、
珍しく与野党6党が足並みを揃えて、
以下のように法案を国会に提出した。
法案では…
いじめが起きた場合には、
いじめを受けた中小零細企業を
継続的に支援することや、 いじめを受けた中小零細企業が安心して
仕事を続けられるよう、
いじめを行った大企業は
別のエリアで仕事をさせることを盛り込んでいます。
さらに、中小零細企業が資金繰りに苦慮するなど
重大な被害が生じたり、
長期間、仕事を休むことを
余儀なくされたりした場合には調査を行い、 事実関係を中小零細企業の経営者や株主に
伝えることを義務づけています。
…もちろん、
ここに書いた赤い部分は書き換えてる。
本当の「いじめ防止対策推進法案」の主語は
「中小零細企業」ではなく「児童・生徒」。
「資金繰りに苦慮」は「けが」等々。
こんな風に「中小零細企業」向けにも
「いじめ防止対策推進法案」を作ってほしいと
思うことも間々あるけれど…
本来、商売は“とった、とられた”の戦い。
いじめなど日常茶飯事。
さて、児童・生徒に対する
手厚いフォローは結構だけれど…
この子たちもやがては、
資本主義といういじめの渦に
身を投じて行かなければならないことも
忘れちゃいけないと思う。
必要なのは、法による管理ではなく教育だろ。
だから…人生、日々更新。
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