笑いについて考えていて気づいたこと
【下】
I thought about laughter, and having noticed-2.

笑うためには常識が必要だ…とすると、
新しい笑いを求めたら、
新しいルールを知ってもらう必要がある。

そういう構成で笑いを作り出しているのが、
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」。

作者が興味の赴くまま、
インターネットなどの最先端情報だけでなく、
料理や漢字や書道、弓道、石けんづくりまで…。

マニアックな情報をまず伝え、
その前提がわかったことろで
破天荒なことやらかす両さんが笑わせてくれる。

こうした良質な笑いが最近は少ないように思う。

知ってる人しか笑えない…という、
優越感を煽る笑いは、
知らない者をあざ笑うイジメにも通じていく。

そもそも、
知らないことを知ることが喜びであるはずなのに、
知らないことは単なる劣等感になってしまった。

知識に点数をつけると、そうなってしまうんだ。

知らないことにこそ興味を持ち、探求すること。
知り得たことは面倒がらずにキチンと伝えること。

だから…人生、日々更新。