専門家ぶらない
Do not pretend to be the professional.

プロ並みだ、というだけでは
決してプロにはなれない
…という話を聞いて
なるほど〜と感心したのは、
もうだいぶ昔のこと。

とうに、わかってはいても、
充分な問題の解決には至っていない。

原因を知ることは
問題解決の糸口にはなっても、
解決方法そのものにはならない。
…ということも理解はできていた。

金がないから…という原因に
気づいただけで金が湧いてくるのなら、
…何の苦労もないよな、実際。

なりたい仕事に就くために、
懸命に技術を磨き、知識を蓄え…ても。
それは、器用な素人に過ぎない。

いわゆる、器用貧乏というやつだ。
いや、厳密に言えば、
中途半端に器用で金にならない貧乏。

金がすべてだとは思わないけど、ね。
先立つもの…じゃなくて、
追われるものが、金だから。

稼げない玄人はだしより、
稼げる素人の方が、
社会に対しては真面目なのかもしれない。

考えてることが真面目なんかじゃない。

いくら考えていたって、
考えているだけじゃ…不真面目だ。

本物のプロなら、
いちいち考えなくたって、できるはず。

だから…人生、日々更新。