でじたけの「人生日々更新」見えないものに右往左往するなんてね

Episode No.4507(20130130)[信条]Creed

見えないものに右往左往するなんてね
We are made fun of by an invisible thing.

景色とは、つまり“光”である。

我々が見ているものは、
木々そのものでも、山そのものでもない。
そこにあるものを照らし出す“光”である。

木々も、山も、本当にそこにはない。

我々が木と読んでいるものは、
幹と枝と葉の集まりであり、山は木の集まりである。

木も山も“概念”に過ぎない
光だけが我々の目に現実を映し出して見せる。

目に見える現実は光である。
たとえそこにあっても、
暗闇の先、見えないものはただ想像しているものと同じだ。

目に見えずとも感じられる
唯一の現実は“肉体”だけだろうな。

肉体がなければ、この世の現実もないから。

現実に苦しめられる…とは、
つまり、肉体に苦しめられることに他ならない。
空腹であれ、病であれ…ね。

実は
精神的に苦しむことは、
現実的ではないのかもしれない。

現実的に考えて悩む…というのは何か矛盾している。
考えれば考えるほど矛盾が深まるから悩みも深まる。

悩みをふくらませるために考えているようなもの。

恐怖も不安も…出所はスケベ心と同じだな。

だから…人生、日々更新。

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