50歳という区切りの年を迎えた
…からでもないんだろうけれど、
今年は例年とはかなり異なる年だったよ。
数々の再会もあったし、何せ出会いが多い年だった。
40くらいになって、
家庭や仕事における自分のポジションも、
そろそろ定まってくると…、
気がつけば同じことの繰り返しの中で
生活をするようになっている。
それはそれで、或る意味、安定していて
尊いことではあるのだけれど…、
悪くすればマンネリに陥ってしまう。
最も恐いのは、
周囲にいる人々の顔ぶれが、いつも同じで、
生活に緊張感がなくなってしまうこと…だ。
もちろん、仕事の上で
名刺を交わすのは日常茶飯事だけれど…、
今年出会った人たちは、その後、
ずっと身近な生活の一部で接している人が多い。
社内やご近所、伊豆下田にあるいきつけの店まで…。
接することが生活の一部になっている
…ということは、つまり、
自分の生活環境そのものが変わったことを意味する。
普通はこういうことは、
引っ越しでもしない限り起こらないことだろうけれど、
同じ場所に居ながらにして、それが起きた年だった。
むろん、
生活にハリを出すために意識して変えたところもある。
しかし、
偶然が重なって、そうなったことも多い。
まさに、
巡り合わせというやつだ。
はたして新しいこの環境は自分に何をもたらすのか?
そして、自分はこの新しい環境に何ができるのか?
かくして新しい顔ぶれはそろった。
そして、新しいドラマがはじまる。
だから…人生、日々更新。