でじたけ流 教育論614「緊張と成長」
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20120513

でじたけ流 教育論614

でじたけ流教育論 digitake.com


中学、高校、大学…と
3人の子供たちが一斉に進学した春。

部活やバイトも本格的に始まって、
それぞれの新しい生活が
日常の生活になってきた。

次男はサッカー部に入り、
長女は中学時代に引き続き、
バトミントン部に入部した。

中学時代に引き続き…とは言うものの、
部長だった立場から、
いきなりぺーぺーになったわけで、
少なからずギャップを感じているに違いない。

ただし…
先輩と練習試合をしようものなら、
その実力の差に圧倒されるらしい。

大人から見れば、
中学3年も高校生も、
さして変わりはないようだけれど、
子供時代の1年の差は大きい。
言い方を変えれば、
子供時代はたった1年でも大きく成長できるのだ。

それに比べると大人はダラけてるよな。

2、3年同じことをしていても平気ているし…。
むしろ変わらないことが美徳とさえ思っている。

肉体的に衰えてくると、
確かに現状を維持することが
平穏な生活を維持することにもなってくるのだが、
緊張感から逃げ出した生活は人間を堕落させる。

それが結果が衰えにつながっていく
…という皮肉なスパイラル。

トップから下っ端になるという緊張感。
こうした緊張感は大人にも定期的に必要だと思う。

仕事のノルマや借金の緊張感はストレスにしかならないからな。

ストレスと良い緊張感の違いは何だろう?

…追うか、追われるか、だろうな。

追われることのストレスは人を萎縮させるが、
新しいものを追う緊張感は人を成長させる。

できない理由ばかり言っているから…
すぐに追いつかれてしまう。

大人は子供より自由だよ。
或る意味、ずっと落第しててもいいんだから、ね。

強制されなくても、
自分で緊張感をもって、
進級していけるのが…本当の大人なんじゃないかな?

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