乞食のような姿をしていたけれど
…実は王子だった。

そんなおとぎ話みたいな夢と現実を混同して、
自分に都合のいい理屈をこねてる輩が少なくない。

大切なのは中身で姿カタチは二の次。
…それで通れば誰も苦労しない。

いくら中身がよくたって…
入れ物がダメだったら
…最初からこぼれちまうよ。

見た目や態度に、こだわらないというのなら…
見た目や態度は、その場に合わせればいいものを、
強いて、自己主張してしまうのは、こだわっている証拠。

何食べたい？…って聞かれて、
何でもいい…って答えておいて、

じゃあ、肉ね？…と言われて、
肉はちょっと…。

それじゃあ、魚は？
魚もなぁ…なんて言う面倒な奴とは、
とても付き合っていられない。

こだわらないことに、こだわっている厄介な奴より、
こうしたい、ああしたい
…という率直な奴の方が付き合いやすい。

本当はこうじゃないけど
…なんていう、気取ってる奴より、
素直な奴の方が信用できる。

他人は、そうそう
自分に興味なんか持ってはくれない。

コミュニケーションの基本は直球勝負。

だから…人生、日々更新。