コンプレックスを抱くのは、他人と違う部分。

他人と違う部分は「個性」だから、
磨けば売り物になる部分。
ただし、磨かないと嫌われかねない部分でもある。

その部分をどう思うかは、
実は自分でそう決めつけている場合がほとんどだから
本来…
コンプレックスはバネになどならないかわりに
足かせにもならないもののはず。

たとえ、いじめであっても…
いじめる側に同調さなければ
決して惨めな気持ちにはならないはずだよ、理論的には。

ただ、人生は居場所探しだからね…。
今棲んでいる世界を抜けだして(あるいは、はじかれて)、
別の棲みやすい世界を探すきっかけが
コンプレックスだということも少なくはないだろう。

それが「逃げ癖」にならなければステップアップになるが、
ただ逃げ出しているだけなら落ちてゆくだけ…。

磨けばステップアップできるけど、
そのまま放置していたら、誰にも理解されることはない。

ようするに…
コンプレックスは誰もが持っている諸刃の剣。

その部分をコンプレックスだと認定するのも自分なら、
磨くことができるのも自分だけ。

磨くべき場所がわかっている
…ということは、幸いかもしれない。

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