昨日の金環日食を楽しみにしていた
…ほどでもないんだけれど、
なまじ早寝をすると、
異常なくらい早起きしてしまう年になった。

昔はいくらでも寝られたのになぁ…。

さて、予定外の早起きをしても、しなくても、
とりあえず風呂に浸かりながら、
iPadでニュースを読むのが日課。

けれど、やっぱり金環日食が気になって、
ベランダに出てみる。

曇り空…、太陽の姿はない。
まだ夜明け前だったから、当たり前なんだけど。

辺りはすっかり明るくはなってる。
あちこちから小鳥のさえずりが聞こえてくる。

横浜はわりと緑が多い。
朝と言えば
スズメがチュンチュン言っているイメージもあるが、
ちょっと季節外れのウグイスが、
はっきりとホーホケキョ…と鳴いている。

しばし、鳥たちの朝の挨拶に耳を傾ける。

しかし…
こうした鳥の声や波の音、
川のせせらぎといった自然の音は
何故、耳障りに感じないのだろう…？

反して、工場や車の音…どころか、
自転車がブレーキをかける音さえ、
耳をふさぎたくなるのは何故だ…？

最も自分が乗ってるバイクの音は
心地よく感じるのだから、
…実に身勝手なものではあるけれど。

そして数多くの人が、
金環日食を見て感動したのは何故だ…？

太陽も月も何も語ってはいないのに、ね。

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