※今日の話は昨日の続き。

もう１時間以上、ひたすら平泳ぎをしている。
肩から腕にかけて鈍痛が続いている。

とうとう50往復の
折り返しの壁が近づいてきた。

止まるにはちょうどいい区切り。
ここで止まって
プールの底に足をついたって、
誰にも攻められはしないし、
50回目の誕生日に
25mプールを無着地で50往復した
…と言ったって少しは自慢になるだろう。

しかし、それは
自分にとっては経験済みのことで、
何ら新しさはない。
つまり…
それじゃあ自分がつまらないんだ。

ここまできたら
思いは100往復する、に決まってはいる。
…が、いかんせん身体がきしんできてる。

はたして未経験の
２時間半連続平泳ぎをしたら、
いったいどうなってしまうのか
…想像がつかない。
帰りの車の運転は大丈夫だろうか？
…なんて不安もよぎる。

だけど、やっぱりここまできちゃったから…。
思い切って壁を蹴って、
よし今夜は新しい伝説を作ってやろう!
…と心に決めて、さらに折り返す。

※続きはこちら…

※その１はこちら…