先週…11月3日の文化の日は、
漫画の神様、手塚治虫の誕生日で…
そのことについて書かせてもらった。

その勢いで手塚治虫関連の本を
何冊か開いてみたら、
またちょっと興味深い話があったので、
今日はその話をしよう。

戦後、急速な勢いで奇蹟の復興を遂げた日本。
とくに工業分野の発展はめざましく、
他国に類を見ないほどの成長を遂げた。

この他国に類を見ない…という点がポイント。

工業化の要となるのは、さまざまな機械装置。
日本では躊躇なく機械化が進んでいったが、
日本以外の国では機械化に結構抵抗が多かったとか。

そういえばミシンが発明された時に、
職人たちが機械に仕事を奪われると
暴動を起こして工場に火を放ったなんて話もあったな。

つまり日本以外の多くの人たちにとって
機械は自分たちを仕事を奪う…敵だった。

対して日本人の感覚は機械は…友達。

つまり、鉄腕アトムのイメージが根強いから、
日本人は抵抗なく機械化を推進できた
…という大学教授の見解がある。

実際…
工場に据えられた産業用ロボットに
名前を付けて可愛がるなんてのは、
世界広しと言えども日本人くらいのもんだから、ね。

そういえば海外の漫画やドラマには
ロボットが主人公というもの自体、もともと少ない感じがする。

それに比べて日本は多すぎるくらい。
鉄人28号、マジンガーＺ、ロボタン、ジャイアントロボ…
…年代がバレるね。

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