ここ数日、また夢をよくみるんだ。
行ったこともない場所で見知らぬ人たちに囲まれてる夢をね。

夕べみたのは確かに外国だったな。

あり得ない形をした奇抜なデザインのビルの建つ街を、
案内人である大学教授と一緒に歩いた。

そのインパクトは相当なものだったが、
建築基準法がゆるいんじゃないかなんて…
妙に冷めた会話をしてたな。

外国もビルも夢占いでみると運気上昇の兆しだって。
…よしっ！

思えば決算に追われた先月は、ひとつも夢をみなかった。
バイオリズムが、やや狂っていたように思う。

今月に入っても実際の忙しさはさして変わらないが、
夜遅くまでやってるスポーツクラブに入り直したりして
水泳を再開したとたん、睡眠の質に変化がみられた感じ。

いくら考えたって、意識を変えようとしたって、
筋肉を使わない限りストレスは解消できないし…
崩れかかったバランスを立て直すには、
新しいことをはじめないと解決できない。
…そのことを、またあらためて実感してしまうな。

環境が変わっていってるのに
元の場所に留まろうとするのは、努力ではなく堕落。
やがて足元から崩れて濁流に飲まれてしまうよ。

桜が毎年新しい花を咲かせるように、
努力や生命力とは変わり続ける力のことだろう。

頭は動かしたつもりでも…しょせんは、つもり。
だけどちょっと汗をかいてみれば、
心や肉体はすぐに反応を返してきてくれる。
…気持ちなんかより、ずっと正直なんだ。

スポーツと芸術と読書の秋を無駄にしちゃいかんな。

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