ああしたい、こうしたい…
こういう風になりたい…

いつでも、何かあれば、そう思ってしまう。

つまりそれは、

ああもできてない、こうもなってない…
なりたい自分にほど遠い…

…ってことなんだな。

チャンスさえあればできるつもりでいるのは、
チャンスを作れない人の特長だ。

金がない人は、
金さえあれば何とかなるのに、とそればかりを思い、
パートナーがいない人は、
パートナーがいれば頑張れるのに、と自分を慰める。

金さえあれば…なんてことを考えている暇があったら、
どうすれば金を稼げるかを考えるべきだし、
パートナーがいないから頑張れないような奴だから、
パートナーになってくれる人がいない。

学生時代に、台湾から留学してきた女性が…

日本の女性は会社に腰掛け就職して、
手に職がないまま、結婚するけど、怖くないのか？

…と言っていた。
離婚しても子供を育てられる能力が備わってからでないと
怖くて結婚できないと言うのだ。

離婚を前提に結婚を考えるというのも、
かなり殺伐とした話ではあるけれど、
自分の人生に責任を持つと考えれば立派だと思った。

今の仕事が苦しいからと言って、
結婚して、子供を産んで、
専業主婦になることを夢みてなんかいたら…
その台湾からの留学生だけでなく、
世界中の主婦、母親の経験者に
「甘い！」と言われてしまうだろう。

こと子育てに関しては…24時間営業。
たかが1日8時間、
言われたことをやる程度のことを辛がっている奴に、
自分と子供の人生をかけた
母親業がこなせるわけないものな。

子供に分別がついくれば
社会から逃げ出してきた親なんて…嫌だと思うよ。

逃げ癖がついていると、
結局何処へ行っても逃げ出すはめになってしまうからな。

憧れに近づけるかどうかは、今日の自分の鍛え方次第。

憧れや夢を逃げ場にしはじめた時が
…絶望という奈落への第一歩に違いない。

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