誰でも自分をよく見せたいと思うだろ?
そんなことないよ…なんて
言うこと自体、謙虚に見せようとしてるじゃないか。
別に悪いことしてるわけじゃない。
努力しようとしてるんだから、むしろいいことだ。
博学に見せようと思ったら、
たくさん本を読んで勉強しなければならないし、
スタイルを良く見せようと思ったら、
しっかり運動して節制しなければならない。
まぁ、そこまで努力ができているのなら、
それは「見せよう」じゃなくて、
そうなってる…わけだけれどね。
「見せよう」という気持ちの中には、
本当はたいした努力もしていないのに、
実力以上に見られたいという虚勢がある。
きっかけは、それでいいけど、
ずっとそのままでいるのは褒められたものではない。
でもね。
そういうのは、さ。
他人から見ると、たいていすぐバレちゃう。
バレないような連中と付き合ってると
馬鹿が太る。
自分で見えてる部分しか飾ってないから、
後ろに回られたら、もうアウト。
頭飾って、尻飾らず…ってわけだ。
本当に努力してるとさ、
自分に見えない部分や意識していない場所が
知らず知らずのうちに鍛えられているんだよ。
横顔からして変わってくる。
まず自分の横顔は見ることができないだろ?
だけど、そういうもんだと思う。
自分の横顔に気づいてくれる…
そして自分には簡単に騙されてくれない
…そんな友達と付き合うべきだよ。