口では何とでも言えるけど
行動がともなっていないと説得力はないし、
すぐに見透かされてしまう。

しかし…
「こうしようと思う」という言葉と、
本当にそうしているかどうか
…という行動の間にはタイムラグがある。

だから、嘘をつくつもりでなければ、
直ちに見透かされるということはないだろう。

ところが、言葉の使い方を間違えると、
直ちに見透かされることになってしまう。

そこで使うのが難しいのが…
絶対という言葉。

いかに真剣な気持ちを込めて
「絶対にやります」と言ったところで、
それはすぐに過去の実績と照合されて、
成功率が高ければ信用されるが、
成功率が低ければ、
なまじ「絶対に〜」などと言ったが為に
直ちに信用を失ってしまう。

「絶対」という言葉は
未来のことを語る時に使わない方が無難である。

そもそも明日、自分が生きている保証はどこにもない。

それに滅多に「絶対」という言葉を使わない人が、
ごくたまに口にした「絶対」の方がインパクトはあるだろう。

かと言って、デートに誘われて、
「その日時に絶対行ける保証はない」
…なんて言ったら、断っているも同然。

約束をする、ということは
未来を作ろうとする積極的な姿勢である。

その姿勢を疑われたくなければ…
少なくとも実績を積んでから「絶対」と言おう。

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