まず実際に聞くことのなかった緊急地震速報を
日常的に耳にする異常事態が続いている。
しかし「地震が来ます」と言われて身構えて、
やがて本当に揺れを感じる…なんて、
ものすごい技術の進歩だと思わないか?
この緊急地震速報は
気象庁が中心となって速報を提供していて…
マグニチュード3.5以上または最大震度3以上
…と推定される場合に発信される
「高度利用者向け」。
最大震度5弱以上
…と推定される場合に発信される
「一般向け」の2種類がある。
「一般向け」速報が開始されたのは2007年10月1日からで
3月11日の東北地方太平洋沖地震発生前までの3年半の間に
17回(うち1回は誤報)あったらしい。
震災後はわずか一週間で31回もあったみたいだから、
そりゃ慣れっこにもなるわな。
※参考-wikipedia
東北地方太平洋沖地震に対する速報が出ていたのを
YouTubeで見た。
震源に近い場所で、
地震発生時の映像を撮ってる人たちが結構いて、
それがYouTubeに結構な数上げられている。
ニュースで見る映像もショッキングだったけど、
日常の茶の間が揺れている映像は、
非常に身近な感じがして、かえって怖かったりする。
こうして各地での地震発生時の様子を
いつでも見ることができるなんていうのも、
ひと昔前では考えられないことだ。
さすがは21世紀…!
それでも…
地震を防ぐことはできないし、
恐怖や不安をおさえるすべはない。
情報が多い分、
かえって恐怖や不安が伝番しやすいこともある。
伝番すべきは勇気と元気。
負けん気があれば運命にも打ち勝てるはず。
緊急地震速報に慣れちゃうくらい
…人間は愚かだけど、強くもある。