100年に一度の不況のうえに、
1000年に一度の地震に見舞われた日本。

理解を超えた現実を目の前に、
私たちは途方に暮れてしまう。

だけど私たちは
忍耐強く、礼儀正しい日本人だ。

停電で信号機が機能していない交差点で、
警官の手が足りず近所の人が車を誘導してた。

そんな大渋滞でも
クラクションひとつ鳴らす者はいない。

コンビニやスーパーは
可能な限り安価で食料品を分け、
人々はそこに並んで暴動ひとつおきない。

崩壊した我が家を脇目に
うちだけじゃないから、と呟く被災者。

そんな我ら日本人の国民性には感動すら覚える。

大規模な災害が起こる度に感じることだけど、
日常的に感じたい。

…まず自分が実践すればいい。

悪夢のような光景の中、
瓦礫を一つひとつ片付けていくことが、
これからは日常的な戦いになる。

100年に一度だろうが、
1000年に一度だろうが…
人々がそれを超えてきたから、
そこで終わっていないから、そう語れるんだ。

今度もきっと大丈夫！

遺された者は託された者。
日本がひとつになって応援しているぞ！