デジカメを持ち歩いて、 シャッターを切りながら移動することが癖になると、 今自分が何を見たがっているのかが …客観的にわかるような気がして面白い。
一時期は草花ばかり見てた。 そして今は空ばかり見てる。
雲は動かないようでいて、 ちょっと顔をそむけていると、 もう違う表情を見せている。
あの時見た雲は二度と現れることのない あの時だけの雲だ。
道を見ることも多い。
一点透視図法のように 放射線の真ん中が一番遠くなる絵が好きだ。 ジッと見てると 吸い込まれるように誘(いざな)われる感覚がいい。
もう少し暖かくなって、 草花たちが賑やかになってきたら、 きっとまた草花に目を奪われるだろう。
結局、見たいものというのは、 自然が見せてくれるもの…なんだな。
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