この間…
ディスカバリーチャンネルのDVDで
「宇宙探査」の話を見たんだ。

しかし、宇宙の話ってやつは、
いつ見ても気が遠くなってまうな…。

そのわりに宇宙の写真は見れば見るほど、
電子顕微鏡で覗き込んだ、一つの細胞のようにも見える。

宇宙全体から見たら、チリよりも小さなこの地球に
生命が誕生したのは奇跡のような話だが…

その奇跡というのは例えば、
そのあたりの道ばたで車にぶつかりそうになったのを
咄嗟に避けたくらいの奇跡か…

あるいは、
いつもなら普通に歩いている道に
突然車が突っ込んできたくらいの悪夢と
大きな違いはないだろう。

当事者にとっては人生を変える大事件だが、
交通事故全体からみたら、ありふれた何％かの出来事。

天文学者たちは、さまざまな角度から
宇宙や生命誕生の謎を解こうとしている。

まだまだ難問は山積しているけれど…
問題を解いた後、
何が導き出されるのかは、すでに知っている。

…だから地球を大切にしなきゃ。
…だから命は尊いものだ。

そんな当たり前の真実を身にしみて感じようと
人間は長い時間といろんな技術を使って研究してる。

答えがわかっていても確かめたくなる
…それも真実。