昨日、8月4日は盟友の誕生日だった。
生きていれば私と同じ年になったわけだが、
厄年からひとつも年をとらなくなった。
今日、8月5日は父方の祖父の命日だ。
享年84歳だったと思う。
当時、祖父と私の年齢差は、
半世紀をゆうに超えていたが、
今や40年以下となった。
身近な人たちの誕生日と命日は
今の自分を計る物差しのようなものだ。
少しでも長く生きている分、
何ができているか?
先祖が同じ年の頃やっていたことが、
今の自分にできているのか?
偉人と比較しても
基本的なスケールが違い過ぎるので、
比べるだけヤボなことになりがちだが、
身近な人であればあるほど、
生きていることの役目を
直接、問われているように思う。
そして今の自分の年齢が、
自分の人生の中でどれくらいの位置にあるのか。
…それは終わるまでわからない。
若い頃は、未来しかないと思ったものだが、
それなりの年になってくると、
今しかない、と感じるようになってくる。
若い頃、
覚悟は努力してするものだったが、
それなりの年になると、
すでに覚悟ができていないと動けなってしまうものな。
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