何につけ…
「約束」という言葉がひっかかる。
「自分との約束」を守ることが
夢を実現することだと知り…
「約束は未来の設計図」であると
…確信してみた。
そして「生きることは約束すること」だ。
夢を持たない人生が、
たった独りで
ラブホテルに泊まるようなものだとすれば…
約束すら持たない人生は、
公園のベンチで野宿するようなものだ。
しかるにこのところ、
「約束」にこだわらざるを得ない
最大の理由は…
今年一年をふりかえって、
破った約束の多さにあると猛省する。
朝起きて、
さて、これをしよう、あれもしなきゃ。
何時には出かけなければ、
…と思った瞬間、
まず自分と約束をしている。
朝一番の約束から、
遠い将来の夢まで…
ようするに生きることとは
約束をすること、そのものなのだ。
それができようが、できまいが、
時は刻々と流れていく。
約束を守れなければ、
そのしわ寄せは
すべて未来に行ってしまう。
…つまり借金を繰り返すのと同じ。
どこかで落とし前をつけないと
生きるのが辛くなる一方だな。
おそらく…
自ら命を絶つ人の多くは、
この世からではなく、
直接的には
約束から逃れたかったのではないか?
しかし、まず約束しなければならない。
…生まれたからには、生きることを。
描いた夢が遠く離れていこうとも、
いかに、どん底の生活を送ろうとも、
生きているうちには夢が描ける。
夢に破れたら、次の夢みりゃいいじゃん。
そう簡単にあきらめきれないとしたら、
破れたなどど思わず、続ければいいじゃん。
それが続けられる状況でなかったら
…一時休止すればいいじゃん。
結果を急いだところで、
それは独りよがりなだけかもしれないし、
できない約束ばかりしてるのも脳がない。
…かといって約束はしなくちゃ未来は開けない。
大それた夢や約束でなくていい。
今日の晩飯、何食いたい…程度でも、ね。
夢が描けるうちは、
まだ夢が実現できる
可能性が残されている…ということだ。
可能性にすがりつくのではなく、
今を生きることに、もっと貪欲になって
…落とし前をつけてやればいい。
約束することから逃げちゃダメだよ、な。
うんと約束して、
うんと約束を破って…
つけなきゃいけない落とし前が
多ければ多いほど、
面倒であればあるほど、
…人生は飽きないだろ?!
何だかんだ言いながら…
今年の反省は、
…いつの間にやら言い訳に。
当分、飽きそうにない人生は
2010年へとつづく…!