万が一の災害から
身を守る準備は大切だけど…
古い消火器の破裂事件も多発してるよ、ね。
最近、この手の事件を多く聞くようだけど、
実は毎年起きていて、
死者が出ることもあるという。
消火器の使用期限は8年。
それを過ぎたものは、
そもそも使ってはならないことになっている。
わりと湿気の多いところに置かれるせいもあって、
腐食した消火器は、
その腐食部分から破裂する危険性があるのだ。
底が抜けた消火器が
ロケット弾のように人を襲う。
むろん、腐食しても破裂しないタイプのものもある。
握りの部分に圧力計が付いているものだが、
普及している消火器のわずか10%ほどしかない。
また、腐食して圧力が下がる…ということは、
肝心な火災の時には役に立たなくなっていということ。
こうしたウンチクをTVで知って、
自宅や事務所の消火器を一斉点検してみると…
10年以上経過しているものがゴロゴロ出てきた。
消火器は専門の業者に
有料で引き取ってもらう必要がある。
何でも2010年からは、
あらかじめリサイクル料金が上乗せされるので、
買い換え時にいちいち
処分料は払わなくて済むようになるらしいけれど…
とりあえず新しいものに買い換えるなら、
今年中に買っておいた方が少しは安く済むかもね。
ツケは8年後にまわってくるけど。