Episode No.3468(20091007):
悲痛な道
小学2年生の男の子が
トラックにひかれて死亡するという
痛ましい事故のニュースを聞いた。
毎日当たり前のようにあるニュースだけれど、
その場所は私が毎日通る道だった。
今日も通った。
花束とジュースが置いてあって…
小雨の中、
傘をさした親子が
花束に向かって手を合わせていた。
…きっと友達だろう。
自分が親になってみると、
こうした子供にまつわる事故のニュースは
何ともいたたまれない気持ちになる。
と、同時に…
私も毎日、車やバイクで通るこの道。
反対車線の渋滞の間から
小さな子供が飛び出してきたら
…確実によけるなんて自信はない。
亡くなった子はもちろん…
その家族や親類、友達…
被害者側だけでなく、
加害者本人やその家族の人生をも
一瞬にして変えてしまう事故は、
いつも日常と隣り合わせにあることだと
…あらためて肝に銘じる。
ひょっとしたら、これまでにこの道で、
その子と顔を合わせたことが
…一度くらいはあったかもしれないな。合掌。